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屋敷裏遺跡 (羽生市)

読み方
やしきうらいせき
場所
羽生市大字名789-1他
調査期間
平成25年10月1日~平成26年3月25日
主な時代
古墳時代、平安時代、中・近世

【平成26年3月更新しました】

 屋敷裏遺跡は、利根川右岸の加須低地に立地しており、西方には前方後円墳である永明寺古墳(ようめいじこふん)が存在します。発掘調査は、利根川の堤防強化対策工事に伴って平成23年から発掘調査を行っており、これまでに縄文時代から近世に至る遺構、遺物が発見されています。10月1日より開始した今回の調査範囲は、遺跡の最も南東側にあたります。これまでに中・近世の溝跡、平安時代の住居跡、古墳時代の住居跡などが見つかっています。


近世の溝跡からは、たくさんの陶磁器・土器とともにキセル、古銭、砥石なども見つかりました。江戸時代中頃(18世紀)まで使われた溝のようです。

 近世の溝から出土したキセルの雁首(がんくび)です。


写真の平安時代の住居跡は、上方と右側にカマドがあります。一方のカマドは、住居の拡張に伴って造り替えられたものと考えられます。

 発掘調査風景です。手前が平安時代の住居跡です。

【以下、平成26年3月更新】 ————————————————————————————————-

古墳時代前期(約17001600年前)の竪穴住居跡(たてあなじゅうきょあと)です。床の上からは、たくさんの土器が出土しました。また、炭化した木材が多く見つかったので、火災にあった家屋の可能性があります。

住居跡から発見された土器や炭化した木材です。

 

調査区内からはたくさんの土器が出土しました。写真は古墳時代前期の器台(きだい)という土器です。底から見ると、5か所に円い穴があけられています。

「また出たぞ!」。土器が出土するたびに補助員の歓声があがります。