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北2丁目陣屋跡第3次 (久喜市)

読み方
きたにちょうめじんやあと
場所
久喜市栗橋北二丁目3405‐1他
調査期間
令和3年4月1日~令和4年3月31日
主な時代
江戸時代

 北2丁目陣屋跡は、JR宇都宮線栗橋駅から東に約1km、栗橋宿跡の北側に隣接する遺跡です。遺跡の範囲には、八坂神社が鎮座しています。


【令和3年9月更新】

 出土状況実測作業風景
社殿正面の石垣には、江戸時代の石灯籠が裏込めとして再利用されていました。


鳥居の基礎には、石が組まれていました。


拝殿の基礎は、「ろうそく地業」と呼ばれる工法です。溝状の布掘の中に切石を立て、その周囲は土と砂利を互層に衝き固めています。立てられた切石は、ろうそくを立てたようです。



拝殿基礎の調査風景です。土層を確認しながら、掘り進めています。

盛土の断面写真です。一度盛り上げた土は、一部が崩れたため、改めて整地されています。このように、何度か補修されていた様子がわかります。

 石造物基礎

灯籠や狛犬といった石造物の下も、砂利や砂を互層につき固め、上面に石を据えています。

 拝殿基礎構造調査風景(ろうそく地業) 広い神社境内の撮影には、ドローンを使いました。


【令和3年6月更新】

 盛土の表土を除去すると、旧境内に構築されていた石垣や社殿の全容があらわになりました。現在は、盛土上面を精査して、江戸時代末頃の調査を進めています。本殿跡や拝殿跡、周辺の分社跡などを調査中です。

 旧境内全景


【令和3年5月更新】

社殿が建てられていた盛土の崩落土中から石垣が検出されました。その一部に、「伊勢講」と刻まれた石柱が使われていました。


社殿の下から石垣が検出されました。